の四季
暗室の製作 5月4日・5日
 5/4、5/5と引き続いて外壁の外壁防御の1×4材を入れていく作業を続ける。
5/5にはその作業もようやく一段落。夕方にはついに玄関周りを拡充。ドアに着手するが、丁番をもっと大型のものに換えるべくホームセンターに出向くが、一番大型の丁番が売り切れで、無駄足だった。
 仕方がないので、予定通り明日5/6に大型2枚&中型2枚、計4枚の丁番でもってドアをつけようと思う。
 5/4、とうとう八重桜の蕾が膨らみ始めた。そんな中、淡い黄色に着色した対防御1×4材を張っていく。意外と時間のかかる作業。
 そんな様子を、昨日手に入れた“のりしおソフトフィルター”の試写を兼ねて、暗室の外観を写してみた。
“のりしおソフトフィルター”?と思われるかも知れませんが、これは硝子面にのりの破片を散りばめたような感じのフィルターで、上の写真のように確かにソフトの効果があるようです。
5/4日、別の角度から撮りました。これも“のりしおソフトフィルター”を使っています。ちなみに暗室の前の黄色い花はレンギョウの花で、奈良の撮影の途上に苗を買い、ここに植えたら、いつのまにかこんなに大きくなったのです。好い感じのアクセントになっています。
 5/4、ようやくチュウリップも蕾が色づき始めました。
 5/5日、屋根の周辺に1×4材を張ります。たいていはもっと幅の広い材でやるべきでしょうが、このあたりはケチって、1×4材でやります。
 ところが、ネジクギだけはステンレスの57mmを用いていて、お金がかかっています。ステンレスのネジクギは鉄のネジクギの約6倍近い値段です。
 ちなみに、57mmのステンのクギは約6.3円/本しますが、外壁だけでも1000本以上のステンのクギを使っています。
 また、外壁は割れたり、逆むけになったりすると困るので、面倒でも下穴を開けて、それにネジクギを打ち込んでいきます。
 下穴を開けるときはリョウビのドライバーを使い、ネジクギを打つときにはボッシュを使います。

ちなみに、この下穴開け用のドリルですが、実は最初ホームセンターの300円/本のものを使っていましたが、途中から100円ショップの150円/本のものに換えました。
 約半値になるわけですが、これは大助かり。下穴を開けるとき、下にあるくぎの頭と干渉して、よくポキポキ折れるのですが、300円が折れるとショックは大きいですが、150円のだとショックは少し和らぎます。
 我々、本職ではない者には100円ショップは大いに助かることがあります。

また、写真にある脚立ですが、実はもう一段高いのがほしいのですね。いつも。しかし、もう一段高い脚立はぐん〜と高くなるので、なかなか買えないのです。何度もう一段高い脚立があったら!と思ったことでしょうか。
 しかし、今回の暗室の製作の途上、思い切って3段の脚立は買い、写真にも写っているのですが、撮影用の1段のちび脚立と2段脚立と合わせて合計5台の脚立と、それと梯子を用いて作業を進めています。

 上の写真にもありますが、この梯子は意外と立派な造りですが、意外と安かった記憶があります。じつは、この梯子は丘のうえの小さな写真館本体の外壁のペンキ塗りなどを試みたときに購入したもので、暗室や倉庫ぐらいに使うには、少々大型で立派なものです。

 こうした備品も確かに含めますが、暗室の製作では内装を未だ残し、もうすでに今時点で30万円を超え、当初の予定を大幅にオーバーしています。このまま内装をやると40万円に近づくはずで、もうやけくそ!というのが正直なところです。

 お金はさることながら、今回も木材のカットには全てノコギリのみであたりました!これは不注意な操作ミスで手や指の切断につながる機械をできるだけ使わないという方針と体力の回復、維持のためでもあります。
 このことは僕の友人の吉川君などから学んだことで、彼のお父さんが建具の職人であったので、子供の頃から指を失った木工職人を数多く見てきたことを、僕に話してくれたことに起因しています。
 こうした子供の頃の思い出が、彼をして木工の道にだけは進まないことを永いこと決心させませが、血が騒ぐのか、彼は一時、木工の道を歩み始めます。
 しかし、彼が就職した旭川家具のある会社が吉川君という新入りに対し、ひどい待遇を重ねたため、彼は木工の世界に進むことを断念します。

 そうした彼は今、モノを測ることが好きであるというその気持ちに正直になり、測ることを専門にする職業の道へ進もうとしているところです。
 吉川君、彼の夢は冬でも太陽が燦々と照る十勝という地で、自分の隠れ家的な、完全自給自足、完全リサイクルハウスを建造することであり、そうした夢のためなら、大好きな放浪ができなくなってもあきらめられると断言します。

隠れ家、そしてその隠れ家に対する理想。それはある種の人間の夢であり、僕もそのうちの一人であるような気がします。

だからといって、僕は隠れ家の中に閉じこもっているばかりではない。旅ということにも押さえきれない衝動を覚え、無限の彼方のことを一時も忘れることはない。
 でも、もしかしたらその旅には、実は自分の“心の中にある隠れ家”を探し続けているのかもしれない、と思うことがある。

愛用のノコギリ
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